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2013/01/20
[ 交通標識の裏側 ]
 
高速道路を助手席からながめていて気付いたことがある。

ときおり左上に巨大な交通標識が現れるが、反対車線にもあるその裏側が妙に気になった。この見苦しい標識の裏は何とかならないのだろうか。
運転している人は反対車線まで見ないから気にもならないだろうが、同乗者は景色をまんべんなく見ている。ふと思い出したのは、ずいぶん前に古本屋で見つけた、ドイツのデザインを紹介する本だ。その中のサインデザインに関する記述に、交通標識の裏と表が同時に使用されていることが写真つきで紹介されていた。たとえば、進入禁止の標識の裏は一方通行出口の標識になっている。だれもが納得する、合理的な標識の使い方だ。

高速道路の巨大標識を中央分離帯に設置し、両面使用にして上り車線・下り車線のどちらからも見えるようにしたらいい。数が半分になって手入れも楽だし、なにより”裏”の見苦しさが消えてなくなる。そして、景色をじゃまするものも半減する。

 こんな提案、どうだろう・・・